こんばんは。更新がものすごくスローペースになってしまって本当にすみません、久斗です。以前から一部の方々には漏らしていましたが、新連載を始めたいと思います。いや、更新ままならないのにまたお前はそんなものに手を出すのか……!と言われそうですが、どうしても、こう、創作意欲が消えてくれなかったんです。
※ 新連載「君がいた世界」について ※
「君がいた世界」は、「バ/ジ/リ/ス/ク 甲/賀/忍/法/帖」の影響を多大に受けています。「どっか似てるかも……」と思われるかもしれません。そういうのが嫌だという方は見ないでください。とっても暗いお話になります。一応ハッピーエンドにしたいですが、人によってはバッドエンドだし!と思われるかもしれません。そこは、久斗なりのハッピーエンドだと理解してくだされば幸いです。
連載と言っても、正直話が重すぎて全部書ききれる自信がありません。ので、私の書きたい場面だけを書く、というなんともまあ自分に都合のよい連載方法をとらせていただきます。えへ^q^
※ ストーリー ※
学園長の元に寄せられた一つの文。それはとある城の運命を握る忍務の依頼が書かれた物だった。忍務のために呼び出された生徒は12名。立花仙蔵を長とする「朱雀組」6名とと潮江文次郎を長とする「青龍組」6名。どちらかの組の全員が死に絶えるまで全力で殺しあうこと。それが、忍務の内容であった。朱雀組が勝てば、城の次期城主は長男朱雀に、青龍組が勝てば、城の次期城主は次男青龍に。それは、忍の命を使った賭けであった――――
※ 登場キャラクター ※
○朱雀組
立花仙蔵
朱雀組リーダー。とてつもなく将来有望な忍たま。そこらへんの忍者よりも強い、というか強すぎる。唯一の弱点は、大切な人のこととなると冷静さを欠くということ。本人は認めたがらないが、潮江文次郎に友情以上の感情を持っている。互いにそれはわかっているが、素直になれないままでいたところで忍務が来、敵同士となってしまう。自らの思いは封じ、相打ちを覚悟で青龍組リーダーの潮江文次郎と戦い、文次郎を討ったあと自害。
久々知兵助
立花仙蔵亡き後、朱雀組のリーダーとなる。しかし、同じく潮江文次郎亡き後に青龍組リーダーとなった竹谷八左衛門への思いを捨てきれず、青龍組と戦うことを最後まで拒み続ける。幻術・忍術を全て無効にする術を持つ。
斉藤タカ丸
女性の髪を編んで作ったピアノ線のような糸を操る。切れ味は刃物以上。久々知とは仲が良い。綾部を守るために、青龍組との戦いを受け入れる。綾部のことが大切。
綾部喜八郎
トラップ全般を得意とする。体術はあまり得意ではないが、一般的な忍者程度なら相手に出来る。タカ丸を慕っている。滝夜叉丸とは親友。タカ丸と滝夜叉丸のことになると我を忘れることがある。
七松小平太
体術が得意。一時的に肉体を強靭にする術を持つ。滝夜叉丸の気持ちに気付いていながらも、応えてやらない。昔大事な人を失ったのが原因。それでも、滝夜叉丸のことは誰よりも大事で、なんだかんだ言っても本当は両思い。青龍組の中在家とは友人であるが、この戦いに参加する以上は、と割り切っている。
平滝夜叉丸
戦輪使い。小平太を慕っている。普段は少々自意識過剰だが、小平太に対しては少々大人しい。自信があるようで、たまにその自信がなくなっていたりする。小平太のためなら命を差し出しても惜しくはないと思っている。
○青龍組
潮江文次郎
青龍組リーダー。仙蔵と同じくとてつもなく将来有望な忍たま。そこらへんの忍者よりも強い、というか強すぎる。厳しいことは言うが、誰よりも後輩を思っている。仙蔵に対して友情以上の感情を持っているのを認めたうえで、それでもその思いを伝えないままでいた。この戦いが決まったときから、自らの死を受け入れ、仙蔵に討たれて死んでいく。
竹谷八左衛門
文次郎亡き後、青龍組のリーダーとなる。無益な殺し合いを嫌い、なんとかしてこの忍務をとめられないかと模索する。久々知のことを大事に思っている。普段は獣遣いの術を使う。全ての殺気を相手に返す術を持つ。
中在家長次
飛び道具を得意とする。元来殺し合いは嫌いだが、忍務ならば割り切る。今回も友人や後輩を殺すことを割り切っている。
鉢屋三郎
変装を得意としている。竹谷と久々知の恋を応援している。雷蔵が全てで、雷蔵に危害が及ぼされる場合は容赦ない。体術・忍術全て普通以上に出来る。
不破雷蔵
体術・棒術を得意としている。竹谷と久々知の恋を応援し、この忍務を止めようとしている。三郎の依存を心配しながらも、突き放せない。
伊賀崎孫兵
毒使い。体中に毒を仕込んでいるせいで、触れ合うだけでも毒が回ってしまう。竹谷を慕っており、竹谷の思い人である久々知を憎んでいる。少々盲目的で、自分のものにならないのなら、と何度か竹谷に触れたことがある。
ここまで見ただけでわかってもらえると思いますが、キャラクターの多くが死にます。それでもOKという方のみ、今後「君がいた世界」をお読みください。
ここでこの話に出てくるCPを明記しておきます。
文仙
孫→竹くく
こへ滝
タカ綾
鉢雷
こんな感じです。久斗の好みがそのまま現れています^^